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古墳時代

古墳時代

250年頃~600年頃、日本列島に多くの古墳(主に前方後円墳)が作られた時代を「古墳時代」という。この時期の各地の古墳が前方後円墳という似通った形のものであることから、この時代に、大和政権による政治連合が出来たことが想像される。
 3世紀末~4世紀にかけて大和政権は氏姓制度や部民制度が形成され、その基盤を整えていった。5世紀になると大和政権その全盛期を迎え、男子による世襲制が確立されていった。(讃、珍、済、興、武)
 しかしながら、6世紀になると豪族勢力の巨大化が進み、筑紫国「盤井の乱」や崇仏論争などが起こった。崇仏論争は、仏教擁護を唱える蘇我稲目と従来の原始神道を推す物部尾輿の対立を生んだ。やがて、この崇仏論争は用明天皇後の皇位継承者問題へ発展し、587年 蘇我馬子が物部守屋を滅ぼすことで決着する。(聖徳太子は蘇我派)結果、蘇我馬子が崇徳天皇を擁立、即位する。

 

古墳時代の年表

313年 高句麗、楽浪郡を併合
391年 倭、高句麗と交戦(『高句麗好太王碑文』)
478年 倭王武、順帝に上表
512年 大伴金村 加羅4県を百済に割譲
527年 筑紫国 盤井の乱
538年(552年) 仏教伝来
(※伝来した年については2つの説がある)
562年 加羅の滅亡
587年 物部氏滅亡
589年 隋が南北朝統一
592年 崇峻天皇暗殺

古墳時代について学ぶことのできる施設

■仁徳天皇陵古墳
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/126

■稲荷山古墳
http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/?page_id=158

■石上神宮
http://www.isonokami.jp/


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